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今村慎二(令和元年3月卒)

「無意味と思えるものに意味があるのはずっと先」

佐賀県公立中学校教諭
昭栄中→龍谷高校サッカー部⇨久留米大学

 

みなさん、こんにちは!3期生目の今村慎二です。手前味噌にはなりますが、一般生として唯一、スターティングメンバーとして全国大会に出場して、得点を決めた者です。高校生活を振り返って一言で表すと、先輩方と同じく「死ぬほどキツかった」です(笑)。ですが、この3年間があったからこそ、得られたものは、非常に大きなもので、感謝しています。

 私が皆さんに伝えたいことは「置かれた状況に、文句を言わず、がむしゃらにがんばれ!」です。私が中学校3年生の時、生徒の間で「龍谷サッカー部は特待生しか試合に出られない」という噂が流れており、龍谷に進学したらサッカー部には入らず、サッカーを辞める人がほとんどでした。しかし、私はサッカーが好きだったため、入部しました。最初の頃は、上手な選手に圧倒され、「自分の代ではベンチに入ることができればいいや」と思っていました。しかし、負けず嫌いという性格が、ある出来事を契機に再燃しました。それは、1年生と時の朝6時から始まる3km走でした。同級生のS君が設定タイムをクリアする姿を見て、なぜか「負けてられない!」という思いが強烈に湧き起こりました。それ以降私は、スタッフ陣のアドバイスをがむしゃらに実践していき、ありがたいことに2年生から試合に出場することができました。(あまり能力は高くなく、消去法で私になったとおもいますが(笑))これらの経験から、部活動に限らず、様々な場面で「この目標だけは必ず達成してやる!」という目標をたて、がむしゃらに頑張ってみてください!もし、その努力が実を結ばなくても、努力してきた過程で成長は必ずあります!

 最後になりますが、私は現在佐賀県の公立中学校教諭として働いています。大学生の頃に教員になりたいと強く思い、数千時間もかけて勉強や実技の練習をしました。その莫大な時間の努力をすることができたのも、龍谷サッカー部で培った忍耐力だと思います。選手の時代には、「これ何の意味があるんだよ!」と不満に思うのは当然だと思います!しかし、一見、無意味だと思ったものでも、数年後に意味があるものだと気づくものです。

 この拙い文章で、これからの時間をより有意義に過ごしていこうと思う選手が一人でもいてくれれば幸いです。高校生のみなさん、これから高校生になる皆さん、頑張ってください!

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