龍谷高校サッカー部第6期生 卒部式を行いました 令和4年2月27日(日)
背中で語れる男になれ
第6期生卒部式のみんな、まずは三年間お疲れさんでした。よく頑張った。
明後日卒業式を迎える君たちに、この季節に思い出してほしい言葉を送る。
たくさんの花の中で一番に花を咲かせ、春を告げる。それが梅の花だ。
一番寒い時にじっと耐えて固い蕾の中に花びらを守り、春を一番に告げてくれる。
自分が頑張ってるよ、耐えているよと自慢するでもなく、他の花の邪魔をするわけでもなく、ただひたすら自分のやるべきことをやり、花を開かせる。
そんな男になってほしい。
争わず誇示せず、おのずから百花の魁となる。そんな人間であってほしい。
人を羨んだり、妬んだり、足を引っ張ったり、そんなことをせずとも、自らがやるべきことをきちんとやっていれば、みている人はちゃんと見ている。自然と認められる。そして真の仲間を得ることができるだろう。
この3年間で学んだことは一人ひとり違う。
成長の度合いも違う。
だが、どんなに小さくとも君たちはちゃんと成長をしている。
この3年間の価値を決めるのはこれからだ。
君たちがこれからどこで何をしていくか。それがこの3年間を決める。
3年間たくさんの人に支えてもらったこと。その感謝も忘れるな。
泣いていい。転んでいい。立ち上がればいいだけだ。その土台を君たちは作ったはずだ。梅の花言葉は、忍耐、高潔だ。
この季節が来たら、梅を見上げ、自分を見つめてほしい。
最後に、遠くから近くから常にご理解ご協力いただいた第6期生保護者の皆様に心から感謝申しあげます。
ありがとうございました。
新保護者会の皆様、コロナ禍の中、卒部式開催にご尽力いただきありがとうございました。
そして第6期生卒部生へ。龍谷サッカー部に来てくれてありがとう。
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